『鍼と命（はりとみこと）』ご挨拶

​

　私たちの住む宇宙が誕生して137億年。人類が二足歩行を始めてから700万年という時間が経ちましたが、私たちの身体は1万年前の人類の遺伝子構造とそれほど変わっていません。しかし、狩猟採集から農耕革命、産業革命からIT革命を経た現代人の生活は劇的な変化を遂げて、心身ともにそのライフスタイルの変化に対応することが困難にななってきました。現代科学や医学も目覚ましい進歩を遂げましたが、未だ無から有を生み出す事は神業で、私たちは存在している物質に些細な細工をする事しかできません。

　東洋医学・鍼灸の基本テキストである【黄帝内経】は2000年以上昔に編纂されたものですが、現代でも人々の健康に寄与し、2011年にはユネスコが主催する世界記録遺産にも認定されました。超高齢化社会という混迷を迎える一つの希望として『東洋医学』の可能性を研究・追求し、皆様の健康＝命を支える為に日々精進しております。

​　代表　加納秀俊

​​

​